毎年3月4日は「国際HPV啓発デー」。子宮頸がんの多くはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で起こります。子宮頸がんは若い年齢の人もかかる病気で、日本では25歳から40歳の女性のがん死亡の第2位を占めますが、HPVワクチンの接種により、子宮頸がんの原因の90%を防げます。小学校6年から高校1年相当の女性は、HPVワクチンの定期接種の対象となっており、公費で接種を受けられます。また、1997年度から2006年度生まれの女性(※)も、2025年3月末までは公費で接種を受けられます。(※:2024年4月からは、2007年度生まれの女性も対象になります。)