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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

音声広報CD「明日への声」 vol.81(令和3年(2021年)9月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー2

(タイトル:女性)
自然災害をきっかけに発生する製品事故。事前の対策で防ぎましょう。

(イントロダクション:女性)

台風や地震などの自然災害が発生したとき、災害そのものによる被害だけでなく、災害をきっかけにした製品事故が起こることがあります。自然災害発生時に起きる事故と、災害発生後、ガスや電気が復旧した際に起きる事故があり、両方に注意が必要です。いつ襲ってくるかもわからない自然災害。製品事故が重なり被害が拡大してしまわないように、どのようにして製品事故が起きるのかを知り、事前に対策をして、事故を防ぎましょう。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q:自然災害をきっかけにした製品事故というのは、どのくらいの頻度で発生しているのでしょうか?

A:年に何度も発生する台風のほか、地震や大雪などで、自然災害が原因となる製品事故は毎年発生しています。特に、台風や豪雨災害などは激甚化する傾向にあるため、自然災害をきっかけにした製品事故の増加が懸念されます。

Q:どのような製品事故が起きているのですか?

A:まず、自然災害発生時に起きた事例を2つご紹介します。
最初に、地震による事例ですが、地震の揺れによって電気ストーブに物が落下して電源が入ってしまい、周囲の可燃物が接触したことなどにより発火し、火災が発生した事故がありました。
次に、台風による事例としては、強風で飛ばされた洗濯物がセンサーライトに覆いかぶさり、風にあおられる洗濯物に検知センサーが反応し続けて、電球が過熱されたことで洗濯物が発火し、火災が発生してしまったという事故がありました。

Q:自然災害に火災による被害も重なるなんて、とても怖いですね。
そういった製品事故を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか?

A:地震が起こった時には、棚などから物が落下したり、家具が転倒したりすることがあります。家具はできるだけ壁に固定しておいてください。また、地震時に物が飛び散り、そのそばに火元があると、接触して火災につながる場合があります。ストーブなどは、棚などから離して設置し、使用しない時は電源プラグを抜いておきましょう。その他、旧式の電気ストーブなどは、転倒しても電源が切れない製品もありますので、安全性能が備わっている新製品への買い替えについてもご検討ください。

Q:家具の固定は、地震そのものの対策にも有効ですね。簡単にできる対策ばかりなので、この機会に家の中を見直してみます。

A:ぜひお願いします。そして、台風への備えですが、強風により屋外に設置しているものが動き、事故につながる場合があります。照明器具は発熱しているものがありますので、近くに布製品を配置しないでください。自然災害時の製品事故がどういう形で発生しているかを知っておき、そのリスクをできるだけ減らしておくことが大切です。

Q:自然災害をイメージして、日頃から物の配置などに気を付けておきたいですね。
自然災害後、ガスや電気が復旧した際に起こる製品事故というと、どのような事例があるのでしょうか?

A:雷による事例をご紹介します。落雷による停電が生じ、停電復旧直後にエアコンのスイッチを入れたところ、室内機から出火するという事故が発生しました。落雷の影響で基板上の部品が損傷し、通電によりショートしたことが原因でした。

Q:停電が解消されたと分かると、ほっとして電気のスイッチを入れてしまいそうです。事前に気を付けておくポイントがあれば教えてください。

A:災害直後の行動が大事になってきます。落雷などで機器が損傷した場合、コンセントを差したままにしていると、通電が再開された際に発火のおそれがあります。停電の復旧前にブレーカーと全ての機器のスイッチを切った上で、プラグをコンセントから抜いておいてください。復旧後は、ブレーカーを入れた後、機器のプラグを1台ずつコンセントに差し、様子を確認しながら使用しましょう。通電後、異音や異臭がする場合は、直ちに使用を中止してください。

Q:その他に自然災害をきっかけに発生する製品事故で、気を付けておくことはありますか?

A:自然災害発生により、ガスや電気が止まった際に、非常用グッズなどを使用される方が多いですが、非常用グッズでも誤った使い方をしたり、使用期限を過ぎて経年劣化していることに気付かず使ってしまったりして、製品事故が発生することがあります。

Q:どのような事故が起きているのですか?

A:命に関わる被害が出ているのが、携帯発電機による事故です。携帯発電機を換気していない室内で使用し、排気ガスによる一酸化炭素中毒で死亡者が出ています。その他、カセットコンロによる事故も非常に多く発生しており、カートリッジ式ガスコンロに鍋をかけた状態で目を離した隙に、コンロが転倒し、火が周囲に燃え移ってボンベが過熱され、爆発した事故がありました。

Q:使い方を間違えると重大な事故につながってしまうんですね。

A:そうなんです。携帯発電機の排気ガスには、一酸化炭素が含まれています。屋内では絶対に使用しないでください。屋外でも風通しの悪いところでは危険です。必ず風通しの良いところで使用してください。また、カセットコンロも災害時にはよく利用されます。コンロを使用する際は、絶対にその場から離れないでください。カセットボンベやガスカートリッジは外部から熱せられると破裂する恐れがあります。設置場所は十分注意するようにしてください。

Q:日頃使い慣れていないものだからこそ、注意が必要ですね。

A:そうですね。いざというときに安全に使用できるように、日頃から使い方に慣れておき、長期保存で劣化していないか点検しておきましょう。

(エンディング:女性)

災害への備えの一つとして、製品事故についても事前に対策をしておきしょう。特に自然災害後、停電復旧時には通電火災の危険があることを家族みんなで共有してください。家の外へ避難する時には、ブレーカーやスイッチを切り、コンセントプラグを抜いてから出ることを心がけましょう。
自然災害をきっかけに発生する製品事故について、更に詳しく知りたい方は製品評価技術基盤機構のWEBサイトでご紹介しています。【災害 製品事故】で検索してみてください。

 

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