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災害に遭ったとき 生活での心がけ

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令和2年(2020年)3月27日

災害に遭ったときは、だれしも大きなショックを受けます。動く元気も食べる気力もない状態かもしれませんが、体調を維持することが明日の希望につながります。様々な心配事については、相談先があります。また、家族や親族などあなたを心配している人たちがいます。連絡を取って状況を知らせましょう。

体調を維持するための注意点
避難所生活では、感染症や熱中症、エコノミークラス症候群などで体調を崩してしまうことも。手洗いや咳エチケット、マスクのつけ方、熱中症の予防・対処法、エコノミークラス症候群を防ぐ運動などを紹介します。

医療の受診と窓口負担
被災により保険証がない場合でも医療機関を受診できます。また、災害時には医療機関での窓口負担が減免(猶予)される場合もあります。

連絡の取り方
大きな災害が発生したときは、安否確認の手段として災害用伝言ダイヤルと災害用伝言板が開設されます。利用方法を知っておきましょう。

心配事の相談先
災害時の心配事は一人で抱えず相談を。総務省の「行政相談」や法的なトラブル解決に関する「法テラス」、子供たちが相談できる「24時間子供SOSダイヤル」など様々な相談窓口があります。

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体調を維持するための注意点

■感染症に注意しましょう

災害時には衛生状態が悪化し、感染症にかかりやすくなります。人が集まる避難所などでは、手洗いと咳(せき)エチケットが重要です。

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体調を維持するための注意点

■感染症に注意しましょう

災害時には衛生状態が悪化し、感染症にかかりやすくなります。人が集まる避難所などでは、手洗いと咳(せき)エチケットが重要です。

  • 咳エチケット
    (1)マスクを着用する (2)ティッシュ、ハンカチなどで口や鼻を覆う (3)袖で口・鼻を覆う
    鼻からあごまでを覆い、隙間がないようにつけましょう    
    (イラスト:厚生労働省
  • 手洗いは、できれば流水で。それができない場合はアルコール消毒薬を

浸水した家屋では、カビや細菌の繁殖を防いだり、復旧作業のときのケガを予防したりすることが大事です。

  • ドアや窓を開け、しっかり換気
  • 汚泥を取り除いて、しっかり乾燥
  • ケガ防止の手袋や厚底靴、ほこり対策のゴーグルやマスクを
  • 作業が終わったら手洗い、ケガには流水洗浄と消毒を
  • 作業中にケガをしたり目に異物が入ったりしたときは、医師に相談しましょう

参考:
厚生労働省「災害時における避難所での感染症対策」
厚生労働省「被災した家屋での感染症対策」

■熱中症に注意しましょう

特に夏場の災害では、熱中症の予防が大切です。こまめに水分を補給し、できるだけ暑さを避けるようにします

  • 室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、水分・塩分などを取りましょう
  • できるだけ風通しのよい日陰など、涼しい場所で過ごしましょう
  • 作業の途中に、休憩を入れるようにしましょう

<こんな症状に注意>

次のような症状は、熱中症の危ない兆候です。我慢は禁物。体調の回復を図り、手当をしましょう。

  • めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い、頭痛、吐き気、おう吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違うなど
  • 重症になると、返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱いなど

<熱中症が疑われる人への手当て>

  • 涼しい場所へ移す
  • 衣服をゆるめ、からだを冷やす(首回り、脇の下、足の付け根など)
  • 水分・塩分などを補給する
  • 自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶ

参考:
厚生労働省「被災地における熱中症予防について」
環境省熱中症予防サイト「熱中症環境保健マニュアル」

■エコノミークラス症候群に注意しましょう

<エコノミークラス症候群とは>

食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。

<予防のために心掛けると良いこと>

予防のためには、

(1) ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
(2) 十分にこまめに水分を取る
(3) アルコールを控える。できれば禁煙する
(4) ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
(5) かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
(6) 眠るときは足をあげる

などを行いましょう。

・予防のための足の運動

参考:
厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」

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医療の受診と窓口負担

■保険証がなくても受診できます

被災して保険証を紛失した方や、自宅などに保険証を残して避難している方は、保険証がなくても医療機関等にかかることができます。次の事項を、医療機関等にお伝えください。

(1)氏名
(2)生年月日
(3)連絡先(電話番号等) 
(4)加入している医療保険者が分かる情報

事業所名(被用者保険の方)
住所及び組合名(国民健康保険の方)
住所(後期高齢者医療制度の方)

■医療機関での窓口負担の減免(猶予)

お住まいの地域が被災し、ご加入の保険者が減免(猶予)措置を実施した場合、医療機関等での窓口での支払いが減免(猶予)される場合があります。
詳しくは、ご加入の各保険者にお問い合わせください。

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連絡の取り方

■災害用伝言ダイヤルと災害用伝言板

災害用伝言ダイヤルは、大きな災害が発生したとき、電話で安否確認ができるサービスです。災害用伝言ダイヤルは、局番なしの「171」に電話をし、案内に従って、録音や再生をすることで、電話番号を知っている人の間で伝言をやりとりできます。
災害用伝言版は、携帯電話やインターネット端末を使って、文字情報で安否の確認ができます。

<災害用伝言ダイヤルの手順>

・伝言の録音方法

(1)「171」にダイヤルする
(2)ガイダンスが流れた後、「1」をダイヤルする
(3)自分の電話番号をダイヤルし、ガイダンスに従ってメッセージを録音する

・伝言の再生方法

(1)「171」にダイヤルする
(2)ガイダンスが流れた後、「2」をダイヤルする
(3)伝言を聞きたい相手の電話番号をダイヤルする

<災害用伝言板の手順>

(1)災害用伝言板(web171)(https://www.web171.jp/)へアクセスする
(2)連絡をとりたい相手の固定電話番号や携帯電話番号を入力する
(3)伝言を登録・確認する(事前に設定することで閲覧者を限定することもできます)

■公衆無線LANの利用

大きな災害の場合には、避難所などに無料のWi-Fiが提供されることがあります。無料開放の場所は、NHKなどで報道されます。

<災害時の無料Wi-Fiの使い方>

・スマホの設定画面で「00000JAPAN」というSSDをタップします
・多くの方が利用できるよう、暗号化のセキュリティ対策はしてないため、クレジットカード情報などの個人情報を入力する際は、他人に情報をのぞかれる可能性がありますので、ご注意ください。

4

心配事の相談先

被災したときには、これからの住まいや仕事、子育てや介護など家庭のこと、健康のことなど、様々な困り事が出てきます。
問題を解決するための相談先として、多くの場合、市町村が相談窓口を開設しますが、国の機関などによる相談窓口も力になります。

■行政相談

総務省行政相談センター「きくみみ」では、被災に関するいろいろな問い合わせや相談を受け付けています。大きな災害では、フリーダイヤルや相談所が特設されます。

○電話による相談
・各都道府県の総務省行政相談センター「きくみみ」
0570-090110
(通話料有料)
お近くの総務省行政相談センター「きくみみ」につながります。
受付時間:平日 8:30~17:15

○インターネットによる相談
総務省「インターネットによる行政相談受付」

※詳細は下記のウェブサイトをご覧ください。
総務省「行政相談の受付窓口」
総務省「特別行政相談活動(災害関連情報)」

■法的なトラブル解決の相談窓口~法テラス

法テラスでは、被災に関する問題(住まい・不動産、金銭の借入れ、損害賠償等)について、解決に役立つ法制度や相談窓口などの情報提供をしています。

・法テラス・サポートダイヤル
0570-078374 (おなやみなし)

受付時間:平日 9:00~21:00 土曜日 9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)
法テラスホームページ:https://www.houterasu.or.jp/

■子供たちが相談できるダイヤル~24時間子供SOSダイヤル

全国どこからでも、夜間・休日を含めて悩みを相談できる「24時間子供SOSダイヤル」を開設しています。原則、電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関につながります。

・24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310(なやみいおう)(通話料無料)

<取材協力:内閣府防災担当、総務省、法務省、文部科学省、厚生労働省 文責:政府広報オンライン>

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