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メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

音声広報CD「明日への声」 vol.79(令和3年(2021年)6月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
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トラックナンバー2

(タイトル:女性)
警戒レベル4 避難指示で必ず避難! ~自らの命は自らが守る~

(イントロダクション:女性)

日本では毎年のように、大雨や台風などによる水害や土砂災害が発生し、多くの被害が出ています。
避難行動の基本は「自らの命は自らが守る」ことですが、そのための情報として、災害発生のおそれがある段階で、市町村から避難情報が発令されます。皆さんが、より適切な避難行動をとれるよう、本年5月20日に災害対策基本法が改正され、避難情報が見直されました。新たな避難情報と、とるべき避難行動を確認しましょう。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.市町村から発令される避難情報が見直されたと聞きました。何が変わりましたか?

A.皆さんが災害発生の危険度を直観的に理解し、適切な避難行動がとれるよう、従来から避難情報を5段階の「警戒レベル」を用いてお伝えしています。災害のおそれが高い状況で発令される警戒レベル4の情報には「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、今回の見直しで「避難勧告」を廃止し、警戒レベル4が「避難指示」に一本化されました。警戒レベル4「避難指示」が発令されたら、危険な場所から全員避難しましょう。

Q.警戒レベル4「避難指示」で危険な場所から全員避難ですね!でも、なぜ「避難勧告」がなくなったのですか?

A.警戒レベル4という1つのレベルに「避難勧告」「避難指示」と2つの情報があると、違いが分かりにくい、という問題がありました。また、本来避難開始すべきタイミングである、「避難勧告」で避難せず、「避難指示」まで避難をしないという問題もありました。今後、警戒レベル4は「避難指示」のみとなります。

Q.確かに一つになったことで、分かりやすくなったように思います。では、一つ手前の警戒レベル3はどんな情報ですか?

A.警戒レベル3は、「高齢者等避難」で、これが発令されたら避難に時間を要する人、つまり、高齢者や障害のある方、及びその支援者は、危険な場所から避難してください。それ以外の方も、普段の行動を見合わせたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難を開始しましょう。

Q.高齢者や障害のある方は警戒レベル3「高齢者等避難」で、危険な場所から避難ですね。警戒レベル5はどんな情報ですか?

A.警戒レベル5は「緊急安全確保」と言い、既に災害が発生・切迫している状況で発令されます。指定緊急避難場所等への避難がかえって危険な場合は、少しでも高い場所や崖から離れた場所に移動する等直ちに身の安全を確保しましょう。しかし、警戒レベル5「緊急安全確保」は災害の発生や切迫した状況を把握できた場合に、可能な範囲で発令される情報ですので、必ずしも発令されるものではありません。警戒レベル5「緊急安全確保」を待たず、警戒レベル3「高齢者等避難」や警戒レベル4「避難指示」の発令で、地域の皆さんで声を掛け合って、危険な場所から必ず避難しましょう。

Q.警戒レベル3「高齢者等避難」や警戒レベル4「避難指示」で確実に避難することが大事なんですね。でも、避難所は混み合っていないでしょうか。コロナ禍でためらってしまいます。

A.コロナ禍でも、災害時にとるべき行動は変わりません。危険な場所にいる場合、安全な場所へ避難することが大事です。また、「避難」とは、「難」を「避」けることです。小中学校や公民館といった指定緊急避難場所へ行くこと以外にも避難行動はあります。

Q.避難所に行くことだけが避難だと思っていました!どんな行動があるのでしょうか!

A..3つ例を挙げますが、まずは、「安全な」親戚・知人宅への立退き避難です。普段から災害時に避難することを相談しておきましょう。次に、「安全な」ホテル・旅館への立退き避難です。この場合、宿泊料や事前予約が必要となることに注意してください。最後に、自宅が「安全な」場所にあると自身で判断でき、水や食料の備えが十分にある場合は、自宅に留まり続ける、という行動もあります。なお、避難場所へ立退き避難する場合、マスク、消毒液、体温計、スリッパ、持病の薬などをできるだけ持参しましょう。

Q.「安全な」ということですが、安全な場所かどうかは、どうやって確認すればいいですか?

A.ハザードマップで確認できます。ハザードマップを見て、災害ごとに、どこへ避難するか普段から決めておきましょう。一人で避難するのが困難と思われる方は、日頃から支援者の方とも情報を共有しておきましょう。

Q.ハザードマップには、どんな情報が載っているのでしょうか?どこで確認できますか?

A.ハザードマップとは、想定される浸水や土砂災害などの自然災害の被害について、危険度を色で示した地図です。また、避難経路や避難場所に関する情報も載っています。ハザードマップで色が塗られた区域にお住まいの方は、原則、立退き避難が必要です。色が塗られていなくても、周りと比べて低い土地や崖のそばなどにお住まいの方は、市町村から発令される避難情報を参考に必要に応じて避難して下さい。ハザードマップは国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトか市町村のホームページをご確認ください。紙のハザードマップが必要な場合や、ハザードマップについて分からないことがある場合は、市町村の窓口にお問い合わせ下さい。一人で確認することが難しい方は、自治体や支援者の方に支援してもらって下さい。

Q.では、ポイントをまとめるとこういうことでしょうか。
・普段からハザードマップで、自宅が安全な場所かを確認し、危ない場所にある場合は、避難場所や避難経路を確認すること、
・災害のおそれがある場合は、高齢者や障害のある方などは警戒レベル3「高齢者等避難」のタイミングで、警戒レベル4「避難指示」では、全員が危険な場所から避難することが大事なんですね。

A.そのとおりです。また、避難が求められる時に取る行動は様々で、
(1) 指定緊急避難場所への立退き避難、
(2) 「安全な」親戚・知人宅への立退き避難、
(3)「安全な」ホテル・旅館への立退き避難、
(4)「安全であること」を確認した場合は、自宅に留まることも可能です。
なお、豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。やむをえず車中泊する場合は、浸水しないよう周囲の状況をよく確認しましょう。豪雨時は急に状況が変わることがありますので、慌てて移動せずにすむように天気予報も参考に余裕をもって早めに避難して下さい。

(エンディング:女性)

普段の生活では、災害に対する危機意識は薄れがちです。ニュースを観ても、自分の事として捉えるのは難しいものです。しかし、「災害は忘れた頃にやってくる」ものです。「自らの命は自らが守る」意識をもち、災害時に適切な行動がとれるように備えましょう。
新たな避難情報について、もっと詳しく知りたい方は、内閣府ホームページをご確認いただくか、お住まいの市町村の窓口にお問い合わせ下さい。内閣府のホームページは「内閣府 避難情報」で検索して下さい。

 

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