本文へ移動

ここから本文です

メディア別の政府広報

内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介しています。

音声広報CD「明日への声」

音声広報CD「明日への声」 vol.79(令和3年(2021年)6月発行)

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ

トラックナンバー3

(タイトル:女性)
危険な暑さを事前にお知らせ!
「熱中症警戒アラート」が全国でスタートしました。

(イントロダクション:女性)

高温多湿な日本の夏。特に気を付けたいのが熱中症です。近年は、各地で最高気温を更新するなど記録的な暑さとなっていますが、熱中症のリスクに影響を与える要素は、気温の高さだけではありません。気温のほかに、湿度や輻射熱と呼ばれる地面などからの照り返しも関係しています。そこで、今年から全国で、「気温」「湿度」「輻射熱」の3つの要因を考慮した「暑さ指数」を指標に、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される場合には「熱中症警戒アラート」が発表されるようになりました。アラートを活用して、熱中症の予防に役立てましょう。

(本文:Q.女性/A.男性)

Q.熱中症とはどのような病気なのでしょうか?

A.熱中症は、暑い環境で体温の調整が出来なくなった状態で、めまいや立ちくらみ、けいれん、頭痛などが起こり、最悪の場合、死に至る可能性のある病気です。主に「気温が高い場所」「湿度が高い場所」で起こりやすく、外で遊んでいる時、バスや電車を待っている時、屋外で作業をしている時など、長時間太陽の下にいる時は特に注意が必要です。また、たとえ室内や夜でも、気温が高くて風通しの悪い部屋などでは、熱中症になることがありますから油断しないでください。

Q.今年の4月28日から「熱中症警戒アラート」が全国で開始されています。改めて、「熱中症警戒アラート」とはなんですか?

A.熱中症を引き起こす暑さは、気温だけが原因ではなく、湿度や地面・建物からの輻射熱など周辺の熱環境とも深く関係しています。例えば、同じ気温でも湿度が高い場所の方が、熱中症にかかりやすくなります。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなってしまうからです。そこで、気温だけでなく、湿度や輻射熱を取り入れた「暑さ指数」を用いて、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に注意喚起を促すために始めたのが「熱中症警戒アラート」です。

Q.なるほど。どんな状況、どんなタイミングで発表されているのでしょうか?

A.熱中症の危険性が極めて高いとされる暑さ指数の予測値が33以上になった場合に、前日夕方と当日早朝に、気象庁の府県予報区単位で発表されます。熱中症警戒アラートが発表された日は、いつも以上に熱中症予防を心掛けてください。

Q.「暑さ指数33」などと発表されていますが、この数値はどうとらえれば良いのでしょうか?

A.暑さ指数は、熱中症の原因となりやすい「気温」「湿度」「輻射熱」の3つの要素をもとに算出された指標です。特に湿度を重視しているのですが、この暑さ指数が28以上になると熱中症患者の発生率が増えるため、厳重な警戒が必要になります。31以上では危険な暑さとされています。熱中症警戒アラートは、暑さ指数の予測値が33以上になった場合に発表されています。気温とは違う数値なので混同しないようにしてください。

Q.アラートが発表された日は、具体的にはどのような行動をとれば良いのでしょうか?

A.暑さを避けることが最も重要です。屋外や、エアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則中止しましょう。外出は出来るだけ控えて、暑さを避けましょう。室内でも昼夜を問わずエアコン等を使用して温度を調整してください。

Q.水分補給や服装にも注意したいですね。

A.はい。水分補給はのどが渇いてからでは遅いです。のどが渇く前にこまめに水分補給してください。
1時間ごとにコップ一杯、入浴前後や起床後もまずは水分補給をしましょう。1日あたり1.2リットルが目安です。大量に汗をかいた時は塩分も失っています。スポーツドリンクや塩飴などで手軽に補給できますよ。また、衣服を工夫して暑さを調整することも効果的です。通気性のよい生地を選んだり、下着には吸水性や速乾性にすぐれた素材を選んだりすると良いでしょう。

Q.高齢の方は暑さを感じにくくなると聞きますよね。アラートで注意していただけると良いですね。

A.高齢者に限らず、子供、持病のある方、肥満の方、障害をお持ちの方などは熱中症になりやすい方々です。身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分補給を行うよう、積極的に声をかけてあげてください。

Q.新型コロナウイルスの感染防止にマスクを着用していますが、暑いと感じることがあります。ずっと着けていないといけないでしょうか?

A.マスクを着けると、体内に熱がこもりやすくなりますし、マスク内の湿度が上がって喉の渇きを感じづらくなるため、脱水状態に気がつかず、熱中症のリスクが高まります。屋外で2メートル以上、人との距離が離れているときはマスクを外しましょう。

(エンディング:女性)

平成30年以降、熱中症による死亡者数は毎年1000人を超え、なお増加傾向にあります。熱中症は、誰でもなる可能性があり、最悪の場合は死に至ることもある病気ですが、予防法を知って、それを実践することで、防ぐことができます。環境省「熱中症予防情報サイト」では、特定の期間、全国の暑さ指数を毎日更新・掲載しています。本年は、4月28日から10月27日まで実施する予定です。身の回りの暑さ指数を確認いただき、行動の目安にお役立てください。これから暑さが厳しくなっていきますので、熱中症警戒アラートに注意しながら、熱中症への予防行動を積極的に行っていきましょう。
環境省「熱中症予防情報サイト」では、熱中症警戒アラートに関する情報の他、熱中症の対策等についても掲載しています。「環境省 熱中症」で検索して下さい。

 

音声広報CD「明日への声」のHTML版をトラックナンバーごとにご覧いただけます。こちらから移動できます。
前のトラックへ 目次へ 次のトラックへ

ページトップ
に戻る