政府広報オンライン特集ページ「疾病から身を守る」

2.医療機関のかかりかたと薬の知識

日頃からご自身の健康維持、病気などをしたときの医療機関等への受診のしかたや服用する薬などについて、疑問や不安を感じるかたも多いと思います。ここでは、これまでにお伝えしてきた医療機関へのかかりかたや薬に関する情報をまとめました。

(1) 医療機関へのかかりかた

医療機関は、かかる人の病気や症状の種類・程度や緊急度などに応じて適切に選んでいただくことが、安心で安全な医療制度を守ることにつながります。

病気の予防や早期発見による有効な治療のため、検診は欠かさず受けましょう。特に小さなお子さんのいるご家庭は、お子さんの予防接種や健診は、予定どおり受けることが大切です。

医療機関・薬局に行く際は健康保険証を持って行きますが、マイナンバーカードがその役割を果たしてくれることはご存じでしょうか?マイナンバーカードを利用すれば、正確なデータに基づいた診療・薬の処方が受けられます。

難病やこどもの慢性疾患については、平成27年(2015年)1月から医療費の助成を受けられる「難病」、「小児慢性特定疾病」の対象が拡大され、これまで医療費助成を受けられなかった病気のかたも、医療費助成を受けられるようになっています。

また、お産のときに何らかの理由で重度脳性まひとなった赤ちゃんとそのご家族に対して補償金をお支払いする制度もあります。

医療機関をめぐる様々なトラブルも発生しています。特に美容医療サービスを受ける際には事前にトラブルを防ぐため、確認しておくべきポイントがいくつかあります。

また、医療機関のウェブサイトで「うそ」や「大げさ」な表現が使われていたりするケースもあり、注意が必要です。

個人情報の保護に配慮しつつ、医療情報を研究開発に利活用し、私たち一人ひとりに最適な医療が提供されることにつなげていくため、「次世代医療基盤法」が平成30年(2018年)5月に施行されました。

(2)薬の知識

わたしたちが病気になった時、多くのケースでお世話になる薬。正しく服用すれば、病気や症状の改善に効果を発揮してくれますが、服用の仕方を誤ると逆に身体に悪影響を及ぼしてしまうリスクもあります。健康な心身をいち早く取り戻すためにも、薬は正しい知識をもって正しく服用することが大切です。

医療機関だけでなく薬局や薬剤師についても、自分のかかりつけを持っていれば、いつでも安心して薬について相談に乗ってもらうことができます。

また、最近では、医薬品のネット販売や海外からの個人輸入も行われるようになっています。これらは便利である反面、注意も必要です。

薬は病気や症状を改善するために必要なものですが、どんな薬にも大なり小なり一定の副作用があります。服用している薬の副作用かなと思われる症状に気が付いたら、一人で悩まずに、すぐに処方した医師に相談するか、相談窓口などを活用しましょう。

医薬品(病院・診療所で処方されたもののほか、薬局等で購入したものも含みます。)を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度もあります。

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